四柱推命とは?
四柱推命とは、紀元前770~200年頃の中国で生まれた「陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)」を応用した運命学です。
陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)
◆ 陰陽説 …
森羅万象、宇宙、自然界全てのモノが陰(–)と陽(+)のカテゴリに分かれているという思想
◆ 五行説 …
古代中国を端を発する、自然哲学の思想。 万物は 『木・火・土・金・水』の5種類の元素からなるというもの。
◆陰陽五行説◆
陰陽五行説とは、この陰陽説と五行説が結び付いてできた思想です。
すべての元素である『木・火・土・金・水』それぞれに陰陽『+・-』を配して「10の属性(=十干)」として表し、すべての事象の因果関係を表すことが出来るとされています。
十干
10の属性=「十干」は以下の通りです。
五行 | 陰陽 | 十干 | 読み方 |
木 | + | 甲 | きのえ |
ー | 乙 | きのと | |
火 | + | 丙 | ひのえ |
ー | 丁 | ひのと | |
土 | + | 戊 | つちのえ |
ー | 己 | つちのと | |
金 | + | 庚 | かのえ |
ー | 辛 | かのと | |
水 | + | 壬 | みずのえ |
ー | 癸 | みずのと |
十二支
十二支(12種類の地支)は以下の通りです。十二支にも陰陽五行が配されています。
五行 | 陰陽 | 十二支 | 読み方 |
水 | + | 子 | ね |
土 | - | 丑 | うし |
木 | + | 寅 | とら |
木 | - | 卯 | う |
土 | + | 辰 | たつ |
火 | - | 巳 | み |
火 | + | 午 | うま |
土 | - | 未 | ひつじ |
金 | + | 申 | さる |
金 | - | 酉 | とり |
土 | + | 戌 | いぬ |
水 | - | 亥 | い |
干支
十干と十二支を組み合わせたものを『干支』といいます。全部で60通りあります。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
甲子 | 乙丑 | 丙寅 | 丁卯 | 戊辰 | 己巳 | 庚午 | 辛未 | 壬申 | 癸酉 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
甲戌 | 乙亥 | 丙子 | 丁丑 | 戊寅 | 己卯 | 庚辰 | 辛巳 | 壬午 | 癸未 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
甲申 | 乙酉 | 丙戌 | 丁亥 | 戊子 | 己丑 | 庚寅 | 辛卯 | 壬辰 | 癸巳 |
31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 |
甲午 | 乙未 | 丙申 | 丁酉 | 戊戌 | 己亥 | 庚子 | 辛丑 | 壬寅 | 癸卯 |
41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 |
甲辰 | 乙巳 | 丙午 | 丁未 | 戊申 | 己酉 | 庚戌 | 辛亥 | 壬子 | 癸丑 |
51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 |
甲寅 | 乙卯 | 丙辰 | 丁巳 | 戊午 | 己未 | 庚申 | 辛酉 | 壬戌 | 癸亥 |
通変星、十二運星、天中殺、運気
まず生年月日から干支を算出し、それを基に通変星(10種類)、十二運星(12種類)、天中殺、運気などを導き出します。
四柱推命の見方・読み解き方
あなたの生年月日から年、月、日、時間の<4つの柱>に星を算出し、たくさんの組み合わせの中から、その人を分析していきます。
四柱推命でわかること。
あなたの性格・素質・才能・能力・特性・価値観・傾向・可能性・向いている仕事・あなたを取り巻く運気など。
また特定の人との相性・関係性などもわかります。
「星の読み解き方・解釈」は時代によって変わるのは当たり前。星の「良い悪い」なんてのはもう時代遅れ。今は「個性」としてどう活かしていくかにシフトしてる!
四柱推命は、今までに集めた膨大なデータを基に研究されており、『占いの帝王』、『世界一的中率の高い統計学』とも言われています。
しかし、星の読み解き方や解釈などは時代と共に変わっていくものです。価値観、常識は時代と共に変わっていきます。その時代に適した星の読み解き方、鑑定をもって、その人を幸せに導いていくのが鑑定師の腕の見せ所です。
「この星は良い。この星は悪い」なんていう星の良し悪しを判断した鑑定は、今の時代には合っていません。
これからはあなたが元々もっている性質・才能・能力・性格・魅力・傾向をそのまま認めて受け入れ、それを「個性・才能」として活かしていくことが成功への一番の近道です。
自分以外の何者かにならないと成功できないのではなく(自分以外の外側に求めるのではなく)、すべては元々持っている完璧な存在として認めること(すべては自分の中にある)が成功へと繋がっていきます。