四柱推命で見る相性とは?
その関係性について説明していきますね。
【四柱推命で見る】相性を見ていく星の関係性
相生と相剋
五行の関係性から、相生、相剋といった相性を見ていきます。
■ 相生… 生じる関係、強める関係
■ 相剋… 剋す関係、弱める関係
相生と相剋に関してはこちらのページで詳しく説明しましたので、こちらもご覧ください。
守護神(しゅごしん)
あなたを成長させてくれる存在。
自分の知らない新しい世界を教えてくれる存在
自分の未知なる可能性を広げてくれる存在。
宿命大半会(しゅくめいだいはんかい)
一緒に何かをすることでスケール大きく繁栄していく関係
お互いを理解しやすく、大きな成果を残していける関係
干合(かんごう)
一緒にいることで安心できる関係
お互いのことが理解し合える関係
お互いが惹かれあう関係
律音(りっちん)
追い風に吹かれたように飛躍する関係
一緒にいると居心地のいい関係
一緒にやることで、より専門性が発揮されていく関係
納音(なっちん)
うまくいっていたとしても、いったん白紙に戻りやすい関係
お互いがかみ合わず、些細なことでも言い合いになってしまう関係
精神性は似ているのに、現実面では真逆な形で表れやすい関係
天剋地冲(てんこくちちゅう)
宿命的な関係
価値観、行動パターンが全く真逆な関係
分離、破壊の関係
【四柱推命で見る】相性の読み解き方
良い相性、悪い相性とは?
一般的に良い相性、悪い相性と呼ばれているものがあります。
四柱推命で言えば、
■ 良い相性 … 相生、守護神、宿命大半会、律音、干合
■ 悪い相性 … 相剋、納音、天剋地冲
と分類されるでしょう。
とはいえ、それって本当でしょうか?
良い相性と言われている「お互いが理解しあえる関係」であったとしても、その関係性に甘え、言わなくてもわかるだろうと伝える努力をしなかったら、結果うまくいかなくなることもあるでしょう。
反対に悪い相性と言われている「相手を傷つける関係」であったとしても、全く違う価値観を得られることで新しい世界を知ることができるかもしれません。
相性の良い、悪いはあなた(もしくはそれを伝えた鑑定師)が判断してるだけなんです。
実際、一般的に悪い相性と言われている人たちでも素敵なパートナーシップを築いている人たちはたくさんいます。
そして一般的に良い相性と言われているカップルでもお別れしている人たちもたくさんいます。
おかしいですよね。良い相性なはずなのに・・・。
パートナーシップがうまくいっている人たちすべてが良い相性の人たちで、悪い相性の人たちとはうまくいかなくなるなんてことはありません。
うまくいく人と、うまくいかなくなる人との違いは何?
それは「相手との関係性を知り、受け入れ、その上でどんな選択をするか」です。
- どういった関係なのか?
- 似ているところはなにか?
- 違うところはどこか?
etc…
まずそれらを知っていること。
そして受け入れること。
その上で、どういう関係性を築くかを自分自身で選択しているかです。
どういった関係性をもつか。
どう対応していくかを決めればいいだけです。
だからお相手の方とうまくいくかいかないかは相性ではなくあなた自身の選択なんです。
特に恋愛や結婚などのパートナーシップで言えば、相性が良いから好きになる。
相性が悪いから嫌いになるなんてことじゃないですよね。
悪いといわれている相性なのに好きになるなんてことはザラじゃないですか。
好きな人との相性をみてみたら悪かった!なんてことはザラじゃないですか。
あなかがその人を好きになるのに相性は関係ありません。
相性と感情は別物です。
そしてあなたの感情が最も尊いもので、優先するものだと私は思っています。
「その人との相性は悪いですよ!うまくいきませんよ!」なんて言われたくない。
誰がそう決めた?
私は大切な人と良好な関係を築きたいが望みなのだったら、それを叶えるための方法をお伝えしたいし、それが最優先。
だって、一般的に悪い相性と言われる人とでも、素敵なパートナーシップは作れるから。
というか、悪い相性なんてないから。
その人とうまくいくかいかないかはすべてあなたの判断です。
どんな相手とでも最適な関係を作るために四柱推命を活用できるのに、相性が悪いからと諦めたり、嫌な気分になったり、そのことに悩んだりするのって本当にもったいない。
もう一度言います。
良い相性か、悪い相性かを決めているのはあなたです。
そしてどんなパートナーシップを築くのかもあなたの選択次第です。
良い相性、悪い相性という幻に振り回されず、あなたがその相手とどんな関係を築いていきたいのかを大切にし、最良の関係を築いていくために四柱推命を活用してほしいなと思います。