暦の上では2020年の始まりは2月4日。
あけましておめでとうございます!
暦の上では本日、2月4日が新しい年の始まりです。
なぜ2月4日なのか?それは、節入りである立春の日が新年の始まりだからです。
現代は西暦を基準に毎年1月1日が新年となっていますが、暦での節入りは毎年同じ日に決まっているわけではなく、その年により前後しています。ですので、立春の日も毎年若干前後したりしますが、今年の立春は2月4日なので、2月4日から新しい年の始まりとなっています。
四柱推命では暦をもとにすべてを導き出しています。
なので2020年の運気のスタートも厳密には2月4日からになりますが、運気はその日を境にガラッと変わるものではありません。
徐々にグラデーションのように移り変わっていくようなものなので、そこまで運気の切り替わりを気にする必要はありませんが、「四柱推命は暦を基にしている。」「新年のスタート立春から。」ということを頭の片隅に置いておくとさらに理解は深まるかと思います。
2020年の干支は「庚子(かのえね)」
先ほどもお伝えしたように、四柱推命では立春の日から翌年の立春の前日までを一年とみます。現在、この一年を表すのに最適な言葉が見つからないので、便宜上「2020年」と表現していますが、「皆さんの2020年」と「四柱推命で言う2020年」には1か月ほどの誤差があります。
ですので、2020年(2月4日~翌年2月3日)ということで読み進めていただければと思います。
2020年に巡ってくる干支は「庚子(かのえね)」です。
十干の「庚」は鉄・鉱脈を表し、五行は「金+」です。
十二支の「子」はネズミで、五行は「水+」、そして季節は12月、真冬を表します。
「庚子」は真冬の海に沈んだ金属を表し、「海底に沈む宝」と言われています。
「庚」の特徴は、頑固さNo.1だけど、ぶれない意志力を持ち、やると決めたことはやり遂げるだけのパワフルさを兼ね備えています。
そしてスピードが命。
鉄は熱いうちに打てというように、心が熱く盛り上がっている時に動くことがベスト。決めたこと、やりたいことをスピード感を持って行動していくことがすごく大事になってきます。特に真冬の海に沈んでいることから、普段以上にスピード感が大事になってきます。
もたもたしてたり、うだうだしてたら、あっという間にさび付いてしまいます。
だから頭で考えるよりも、とにかくやってみよう!チャレンジしてみよう!
そしてやってみてそれでどう感じたか。何を得られたか。そしてそれを糧にまた動く。
この繰り返していくことが大切です。
「庚子」は「異常干支」の一つであり、「異常干支」が3年続いた最後の年。
2018年から2020年までの3年間、「異常干支」が続いています。
2018年 戊戌
2019年 己亥
2020年 庚子
2020年は「異常干支」の最後の年になります。
「異常干支」って聞くと、なんか怖いですよね。
なんか怖いこと起こりそう!とか、何か異常なことが出てくる??って思いがちですが、そうじゃありません。
「普通じゃない、特異なことが個性として受け入れられやすい年」ということです。
異常
||
悪いことが起こる
異常大変なことが起こる
おかしい
ではなく、
異常
||
いつもと違う
普通じゃないこと
ということです。以上!!それだけです。
「異常」という言葉に恐れや恐怖、不安をくっ付けてるだけ。そう勝手に設定してるだけなので、その設定をまずスパッと切り離しましょう!
ただ、「普通と違う」だけです。
「異常干支」は怖いことが起こる年ではない。新しいことが受け入れられる年。
この異常干支3年間は今まで当たり前だったこと、世間の常識と言われていることじゃない、「変わったこと」、「面白いこと」、「新しいこと」がいつも以上にフューチャーされたり、ピックアップされやすい年です。
そして、そういったことが「いいね!」「それもあり!!」「そっちの方が良いかも!」と普段よりも受け入れやすい流れになっているってことです。
だからこそ、異常干支が続いたこの3年間は「変革の年」でもあると思います。
実際2018年、2019年を振り返るとその流れは間違いなく来ているのではないでしょうか。
そして2020年はその最後の年。
今までは自分の思いよりも、周りの目、周りの意見を優先したり、常識を優先していたけど(これが今までは良しとされ、素晴らしいこととされてきたけど)、
「もっともっと自分の気持ちに素直になろう!」
「自分のやりたいことを楽しんでやっていこう!」
「周りの目を気にせず、自分を表現していこう!」
そんな自分をバックアップしてくれる時期です。
そして、スピリチュアルの世界では、アセンションや目醒めのゲートが閉まるといわれているのが2020年です。
そこにもばっちりリンクしています。
2020年にかけて、今の「出来ない、やれないの世界」から、「何でもできる!やれるの世界で生きる!新しい世界に行く!」って決めた人には四柱推命の運気もめちゃくちゃ良い時期です。
そして普段よりもそういったことが感じられたり、気づいたりして、選択ができる時期。
新しい生き方や考え方があるってことに気づけなかったら、選ぶこともできないけど、そこに気づくことができたり、知ることができる。
そういった面でもバックアップしてくれる年であると思います。
今までの外側を優先した生き方から、「私」を大切にする内側を優先した生き方へ。
2020年は、「どんな生き方をするか」、「どんな在り方でいるか」そこをしっかりと決めきる年にしていきましょう。
そして、この変革の時期の最後の年に決めたことは、意志力、頑固さNo.1の「庚」のパワーでしっかりとあなたの中に根付いていくはず。
さらに「子」は始まりであり、繁栄の象徴でもあります。
だからこそ、本当に望むことを選ぶ。妥協しない。この辺を意識して2020年を過ごしてみてください。
2020年が終わるころにはビックリするほど、世界は変わってると思うよ。