跡継ぎのお役目・後継者運を持つ星は?
跡継ぎ・家系を継承・継続するお役目、後継者運を持っている星があります。
それは、「寅卯天中殺」と「申酉天中殺」の人。
それと、十二運星「長生」を持っている人です。
◆天中殺グループ|「寅卯天中殺」と「申酉天中殺」
このグループはご自身が持っている天中殺から導き出します。
そして、この天中殺グループは「あなたの宿命」、「あなたが求めてしまうもの」、「あなたがあなたらしくいられる環境」、「周りとの関係性」などを見ていきます。
そして「実家との関わり」も見ることができます。
「寅卯天中殺」は親の後を継ぐことで自身の運気もアップし、会社や家系も安定します。
「申酉天中殺」は今あるものをさらに大きく発展させていく才能があります。
◆十二運星|「長生(ちょうせい)」
「長生(ちょうせい)」は子供の頃のエネルギーで、キーワードは「安心・信用」。
人からの信用を得られる星です。
そして実家との距離がとても近いし、縁も深い。なので、この星を持っている人は、跡継ぎ・家を守る立場になりやすいです。
性別・生まれた順番よりも、「その人の持って生まれた能力・宿命」を活かす
今までの日本社会では、後継者と言えば「男性」、「長男・長女」が優先されてきました。
その人の特性・能力よりも「立場」が優先されてきたように思います。
しかし、四柱推命鑑定師からすると、「その人の持って生まれた能力・宿命」に沿う方がはるかに適材適所であり、すべてがうまいところに落ち着きます。
長兄(姉)が跡取り!と決めつけずに、「寅卯天中殺」、「申酉天中殺」、「長生」を持っている人が継いだ方が、兄弟、親にとっても、周りに与える影響も良いです。
すべてがうまく回るし、もっともっと発展していくでしょう。
そして実際に流れに身を任せると、「寅卯天中殺」、「申酉天中殺」、「長生」を持っている人がその役目を自然と受けていたりしています。
見事に継承し、無理なくその人自身も、周りもうまくまとまっていたりします。
最も大切なことは、そのお役目を受けるかどうかの判断はその人本人がすることです。
強制したり、無理強いさせることはうまくいくものもうまくいきません。
ただ、このようにその人の力を発揮できるポジションや宿命なども四柱推命からは見ることができるので、ぜひ参考にしてみてください。
我が家の場合|女ばかり四姉妹の跡継ぎ問題。
私の父親は田舎の長男です。
お墓も実家も田んぼも土地もある。そして自営業を営んでいるので、小さいながらも会社がある。
時代も時代ですし、やはり後継ぎとして「長男」を欲しがっていました。
「絶対に何が何でも男の子を!」という雰囲気ではありませんでしたが、できれば男の子が欲しかった。しかし結果、「女四姉妹」ということになりました。
そして私は「長女」として生まれました。
有り難いことに両親ともに「私に後を継げ!」ということもなく、大切に育ててくれました。
そして私たちが大人になり、そろそろ結婚…という頃。
最初に結婚をすることになった次女が家を継ぐということになりました。誰にも強制されることなく、次女自ら「家継ぐわ!」と。
そしてすんなりと跡継ぎ問題は解決したわけです。
我が家の場合|命式から見ると、この結果は必然であった。
そんな私たち四姉妹の命式を見てみるとこんな感じ。
次女 → 「長生」あり、寅卯天中殺(後継者運)
三女 → 「長生」あり、辰巳天中殺(他家継承運)
四女 → 「長生」なし、申酉天中殺(後継者運)
そう、私が一番跡継ぎに向いてないんです。一番実家とは縁がなかった。長女なのに(笑)
私は実家から独立し、離れるほどに自分の運が開花していくタイプ。
実際、私は子供の頃から実家を継ぐのはすごく嫌だった。とにかく家を出たかった。興味なかったんです。
それが、長女だからということで跡継ぎに任命されていたら、絶対にうまくいっていません。私も実家も。これは断言できる。
両親ともに子供の気持ちを優先し、跡継ぎを強要しなかったおかげで、結果として一番の適任者がすんなりと跡継ぎのお役目を引き受けてくれて、収まるところに収まりました。
後を継がないといけないのか。継承する必要があるのか、ということもあるかと思いますが、人にはそれぞれ自分を一番輝かせるポジションがあるということ。
「適材適所は立場ではなく、その人自身」ということも受け入れると、自然の流れに逆らわずに物事がスムーズに運んでいきます。
その為にも、四柱推命で自分の宿命・能力・性質を知っていることはすごく役立つので、ぜひ一度ご自身のことを知ってみませんか?
ご自身の命式を知りたい人はこちら!
鑑定に利用してる鑑定書と同じ、鳥海流四柱推命の命式です。
【鳥海伯翠流 四柱推命簡易鑑定】
ご自身の命式を知りたい方はこちらへ。