鬱になりやすい星ってどういうこと？
星たちにはそれぞれの特性があります。
その特性ゆえに、思いつめやすかったり、落ち込みやすかったり、自分を追い込みやすかったり、鬱になりやすかったりはします。
ただこれも、自分がそのような特性を持っているとわかっていれば、十分に対処できることです。
今回はそんな星たちのお話をしたいと思います。
鬱になりやすい星とは？なぜ鬱になりやすいのか？
鬱っぽくなりやすい星とは、「傷官、正財」です。
それぞれの星から見ていきましょう。
傷官
とにかく繊細でデリケート。完璧主義なところがあり、毒舌だが、自分自身は傷つきやすく、ガラスのハートの持ち主。裏を返せば神経質。
自分の感覚・センスからズレているものがめちゃくちゃ気になる。例えば、本が１～１０の順番通りに並んでいないとか、リモコンの置き場所が違うとか、書類がぴったり揃えられていない などetc…
人の態度やしぐさも感覚で受け取るので、その意味を深く突き詰めようとします。
正財
とにかく真面目。何でも真面目に受け取り、それをしっかりと解決しようとします。また真面目さゆえに、物事を大げさに重く受け止めがちです。
そして大切な人を大切にしたいがゆえに、自分のしたことや、これからやろうとすることを「本当にいいのか？」、「これで良かったのか？」、「嫌な思いをさせていないか？」、「負担にならないか？」などと自分自身を問い詰めやすかったりします。
このように、「傷官」は繊細、「正財」は真面目。
この特性ゆえに、自分自身を追い込んだり、落ち込みやすかったり、思いつめやすかったりします。
この「傷官」、「正財」と一緒に、十二運星の「死」、「墓」、「絶」を持っていると、その特性がさらに強まります。
死 … ストイック。突き詰める。洗練。
墓 … 研究熱心。探求心がある。
絶 … 不安定さが安定。死生観が独特。
鬱になりやすい特性をお持ちの方へ。おススメの対処法。
「傷官」や「正財」があるから「鬱になる」というわけではありません。ただそうなりやすい特性を持っているというだけです。
そん特性をお持ちの方へ、おススメの対処法をお伝えします。
① 知る
「傷官」を持っている人は、「私は繊細でデリケートで、とっても傷つきやすいんだ。そして、その切れ味鋭い感覚で自分自身を傷つけやすいんだ。」
「正財」を持っている人は、「私はとっても真面目で物事を深く考えようとするんだ。何でも重く、大げさに考えがちなんだ」。
「だから私は思いつめやすかったり、落ち込みやすかったり、自分を追い込みやすかったり、鬱になりやすかったりするんだ。」
このように、まず自分の特性をしっかりと認識しましょう。
② 受け入れる
次に、そんな自分を受け入れましょう。
その時に、「鬱になること」をダメなこと、悪いことにしないでください。
鬱になることは負けである。
鬱になることはダメなことである。
「鬱になる」に良い悪い、勝ち負けの基準をくっ付けているのであれば、それをまず外しましょう。
「鬱になることは負け、ダメなことだ」と思っていると、なりやすい特性を持っている私も、負けでダメということになってしまいます。
負けたり、ダメな私になりたくないから、あなたの持っている特性も中々受け入れることが出来ないんです。
うつ病とは…
気分の落ち込みや喜び・興味の減退などの症状が長い間持続し、日常生活にも支障をきたすようになった状態
以上！！
この事実だけにしましょう。その状態に良いも悪いもありません。
そして同じように、「思いつめる私」、「落ち込みやすい私」、「自分自身を追い込んでしまう私」、にも良い悪い、勝ち負け、感情がくっ付けていないかを見てみましょう。
もし何かくっ付いているとしたら、それを外して、事実のみにシンプルにしていきましょう。
そうすると、自分が持っている特性をそのまま受け入れやすくなるはずです。
「こんな特性持っているんだな！そっか！以上！」です。
③ 自分がワクワクすることや、落ち着けること、ホッとすることに身を置く。
この自分の特性を知って受け入れていると、すごく落ち込んだり、自分自身を追いこんだりしている時に、「あ、私今すごく追い込んでいるな。くるしいな」って気づくことが出来るようになります。
この追い込んだり、思いつめたりしている時っていうのは、「そのことしか見えていない状態」です。そのエネルギーにどっぷり浸かって、その出来事だけをガン見している状態です。
そういう時は、まずその出来事から視点もエネルギーも離れることが一番手っ取り早い。
自分がワクワクすることや、落ち着けること、ホッとすることに身を置く。
ワクワク、リラックス、安心感といったポジティブなエネルギーに自分を置く。直接感じる、体感することに勝るものはありません。
映画を見るでも、カラオケに行くでも、泳ぎに行くでも、キャンプに行くでも、運動するでも、踊るでも、ノートに書くでも、温泉に浸かるでも、旅行に行くでも何でも構いません。
あなたにとって、ワクワクすること、落ち着けること、ホッとする何かに身を置きましょう。
「こんな逃げるようなことをしても何も解決しない！」って思うかもしれませんが、思いつめて周りが見えない状態よりも、気分も落ち着いて周りが見えている状態の方が、素敵な解決方法が見つかると思いますよ。
その為にも普段から、「あなたにとってワクワクすることは何なのか。何をすれば落ち着くのか。どういったことをするとホッとするのか。」を見つけておくことが大事です。
鬱になりやすいかったり、思いつめやすかったり、追い込みやすい自分も、それも繊細さゆえ、真面目さゆえです。繊細さも真面目さも、全く悪い特性なんかじゃありません。
それらもとっても素晴らしい才能です。
「自分自身の特性を知る。」
この何よりも大事な第一歩に、ぜひ四柱推命をご活用ください♡
