同じ「センスがある」でも、意味は全く違う
「めちゃくちゃセンスがある!」という言葉で表現できる星があります。
それが、「偏印(へんいん)」と「傷官(しょうかん)」。
「偏印」は知性の星で、「傷官」は表現の星。
属するところは違うし、才能や特性も全然違うんですけど、どちらも「センスのある星」と表現します。
偏印も傷官もめちゃくちゃセンスがある星です。でも同じセンスでもその意味は全く違います。
それでは詳しく説明していきましょう。
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センスがある星|『偏印(知性)』
「偏印」のセンスとは?
偏印のセンスとは別の言葉で言いかえると、「呑み込みが早い」、「要領が良い」、「物覚えが良い」、「勘が鋭い」、「察しが良い」、「理解力が高い」などといった、「教えられたことをすぐに把握して、自分のものとする」といった才能のことです。
だから偏印は、器用である程度まではすぐにものにできる人がとっても多いです。
情報伝達がスムーズでシナプス(脳細胞のつながり)の感度が良い人。
これ!と言ったらすぐにピンときて、こういうことね!と理解できる人。
一から十を理解できる人。
より簡単でスムーズに物事を進めるための道筋を見つけるのが上手な人。
偏印はこのようなセンスの良さを持ち合わせています。
だから偏印の「センスいいね~」ってのは、「理解力良いよね~」、「勘が良いよね~」って意味になります。
「偏印」のセンスを輝かせるためのアドバイス
それは、たくさんの経験をすること。そして、どれだけの引き出しを持っているか。
シナプスの感度がとても良いんですから、あとはどれだけの経験、知識、情報を持っているかです。
例えばめちゃくちゃ速度の速い立派なホームページを作成したのに、記事や商品が全くないと宝の持ち腐れですよね?
サクサク動くホームページなのに、検索しても情報量が少ないとか物足りなさ半端なくないですか?
すごく勿体ない。
記事や商品(情報や知識)をどれだけ仕入れられるか(経験できるか)で偏印の輝きは全く違ってきます。
新しいことや、面白そうなことが大好きな偏印。
その好奇心を大切に色々なことに挑戦してみましょう。それがあなたの宝になり、財産となります。
センスがある星|『傷官(表現)』
『傷官(表現)』のセンスとは?
傷官のセンスとはズバリ、「美的感覚」です。
傷官はその人独自の「美しさ。」を持っています。
その美しさは流行やトレンドといったものではなく、その人の生き様や決して折れられない芯の通った確固たる美しさを秘めています。
そしてその自分が持っているセンスにストイックな人が多いです。
「傷官」のセンスを輝かせるためのアドバイス
それは「美しいもの」に触れる機会を意識して持つこと。そして、あなたのセンスをしっかりと表現し、形にすること。
美術館や好きなショップめぐりなどは最適です。
そして、あなたの美的感覚が削られるような、気が滅入るような環境には出来るだけいないようにしましょう。
どうしてもいないといけない場合は、何か一つでも自分のセンスが満たされるものを身に着けること。
お気に入りのハンカチでも、アクセサリーでも、何か置物でも、自分の周りだけは美しく整理整頓しておくなど、何か一つでもそれを見たり触れたりすることであなたの美的感覚が満足できるものをしっかりと手元に置いておくようにしましょう。
そしてあなたのお気に入りのものを見つけ、それを手元に置くということは、あなたのセンスを表現することにもつながります。
傷官は自身の優れた美的感覚を形に残すことで、周りに貢献することができます。
だからあなたが「美しい」と思うものをしっかりと表現するようにしていきましょう。
その為には「私が美しいと思うものは何か?好きなものは何か?どういったものに惹かれるのか?」をしっかり見ることが必要不可欠。
その自分が好きなもの、こだわりが傷官の優れた美的感覚であり、それを表現することで周りの人を刺激し、豊かにしていきます。
周りを豊かにすれば、自分にも豊かさが巡ってきます。大事なのは自分発信。
あなたが元々持ち合わせた美的感覚を遠慮なく表現して、豊かさの循環を回していきましょう。
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